千葉大学の学生および教職員の皆様がジュネーブを訪問

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2017年9月25日からの3日間、千葉大学予防医学センターを中心とした学部・大学院の学生さん、教職員の皆様総勢25名(西田篤司・副学長を団長として、学部・大学院生17名、教職員8名)がジュネーブの国連・国際機関を訪問されました。同大学の国際的人材育成の取り組みの一環とのことで、今回で6回目を迎えます。
25日はWHO、26日はGlobal Fund、IFRC、ILOをそれぞれ訪問され、国連や国際機関で働く使命、どのように現職についたか、仕事の内容、日本人として多国籍の職場で働くことでのやりやすさ、難しさ、やりがい、若い日本人が仕事を見つけるには、などのディスカッションが行われました。

WHO訪問

Global Fundにて

IFRCで活発なグループディスカッション

ILOにて

また、26日は在ジュネーブ日本政府代表部に於いて紅谷明書記官から「国連職員になるには」と題したセミナーが行われ、学生さんたちは皆熱心にメモを取っていました。

代表部でのセミナー「国連職員への道」

セミナーの後、夕方18時半からはJSAG会員との交流会が開かれ、志野光子大使による歓迎のあいさつ、千葉大学の西田篤司副学長から受け入れお礼のあいさつがあり、その後活発な熱い議論が交わされました。

志野大使による歓迎のあいさつ

西田篤司・千葉大学副学長によるあいさつ

学生さんとJSAG会員との交流会の様子

千葉大学の学生さんからは「今まで海外で働いていた人と話したことはあるが、ネガティブな話を聞くことが多かった。JSAGの皆さんとの交流会では、皆さんとても前向きで、大変な話も明るくされるのに目からうろこが落ちた感じがする。これからは今回お話を聞いた方たちを自分のロールモデルにしていく」といった感想や、「自分は今までなんとなく大学に行き、一応の目的があって大学院に来たが、JSAGの皆さんの使命感、行動力がすごくて、自分が今までなんとなく行動してきたことに実は今回初めて気づいた。これからはもっと目的意識を明確にして勉強していきたい」などといった声が聞かれました。
 また、一昨年この研修会に参加した大学院生が今年9月で博士課程を修了されましたが、ジュネーブに来たことでフランス語の街も恐るるに足らず、と気づき、この10月からフランスのリヨンの大学でポスドクを開始する、といううれしい報告もありました。
一行は、最終日にはUNOGのガイドツアーに参加され、国際連盟時代から続く世界の国際平和への取り組みに思いを馳せて全員無事に帰国されました。


今後もJSAGは若い日本人学生の皆さんを応援していきたいと思います。
(WHO戸高恵美子)

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